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マレーシアのアンワル・イブラヒム首相は7月2日、イタリアのアントニオ・タヤーニ副首相兼外相と会談し、ガザの人道危機、ウクライナ情勢、さらにイラン・イスラエルを含む西アジアの動向について意見を交わしたと明らかにし、これらの紛争解決に向けたイタリアの取り組みを高く評価した。
アンワル氏は「今回の会談は、相互尊重に基づくマレーシアとイタリアの長年にわたる二国間関係をさらに強化する両国の共通の意思を示すものだ」と述べ、戦略的協力の拡大や、マレーシア・ASEANとEUの関係強化についても協議したと語った。
特にガザ問題に関しては、国際舞台でパレスチナ人の権利擁護を訴えてきたマレーシアとして、イタリア指導部が同問題を理解していることを歓迎した。
アンワル氏は「マレーシアは平和と繁栄、共有する発展のための大陸間協力を強化する重要なパートナーとして、イタリアとの緊密な関係を重視している。経済分野だけでなく、ガザ、ウクライナ、西アジアのような紛争解決に向けて共に取り組みたい」と強調した。
先月、イタリアのセルジョ・マッタレッラ大統領もガザの人道・政治危機を「容認できない」と表現し、国際社会の即時行動とアラブ諸国の関与を訴えていた。