マレーシア、ASEAN－米国特別首脳会議の日程確定を待つ　

2025年のASEAN議長国を務めるマレーシアは、ASEAN－米国特別首脳会議の開催日程について、米国からの正式な回答を引き続き待っていると、ムハマド・ハサン外相が明らかにした。
 

同外相によると、この特別首脳会議の開催はアンワル・イブラヒム首相が正式に提案したもので、今年中の実施が希望されている。
ムハマド氏は5月25日に行われた記者会見で、「米国からの返答を待っているところだ。良い知らせが届き、特別首脳会議が開催されることを期待している」と述べた。

また、4月5日には米国のマルコ・ルビオ国務長官と電話会談を行い、包括的協力枠組みに基づく両国の関係や、首脳会議の開催に向けた適切な日程について協議したと説明した。

この特別首脳会議は、マレーシアが議長国を務める今年のASEANの取り組みの一環として位置づけられており、両国間の連携強化に向けた重要な節目となることが期待されている。