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マレーシア7月の新車販売が約5%減、需要鈍化に懸念

マレーシア7月の新車販売が約5%減、需要鈍化に懸念

2025.08.21 政治・社会

マレーシア自動車協会は8月20日、2025年7月の新車販売台数が7万57台となり、前年同月の7万3,501台から約5%減少したと発表した。

2024年以降、国内需要は堅調に推移していたが、ここ数カ月は消費者心理の低下や金利上昇が影響し、販売が鈍化していると分析されている。
特に乗用車の販売が伸び悩み、商用車市場も需要減少が目立った。

関係者によれば、円滑なローン審査や購入補助金が減少したことも販売減の一因となっている。
自動車産業は国内経済に大きな影響を与える主要産業であり、販売不振が続けば関連部品メーカーやディーラー網にも影響が波及すると懸念される。

メーカー各社はEV(電気自動車)やハイブリッド車の投入を加速させて需要喚起を狙っているが、充電インフラの整備遅れが課題となっている。
業界団体は「下半期の販売回復には金融政策や政府の需要刺激策が重要」としており、今後の市場動向に注目が集まっている。

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