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マレーシアのアンワル・イブラヒム首相は、世界的な貿易の不確実性に対応するため、特にアメリカと中国という二大経済大国との関係において、同国が「現実的なアプローチ」を採用していると述べた。
同首相は、アメリカが一部の国に対して関税を引き上げた最近の動きについて、マレーシア経済に一定の悪影響を及ぼす可能性があると認めた上で、ASEAN加盟国との連携強化を通じて対応すると語った。
「ASEANの貿易・財務関連会議では、域内連携をより一層強化することで合意しました。ASEANは強固な立場にあり、いかなる国とも関係を断つことはありません」と、アンワル首相は中国の習近平国家主席の国賓訪問に際したテレビインタビューで述べた。
また、アメリカとの関係についても「依然として強固であり、様々な分野で活発な貿易が行われている」とし、自由貿易と投資促進の原則を重視していると強調した。
「我々はどちらか一方の圧力には屈しません。この原則はASEAN全体で合意されており、地域の人々の利益のために維持していく」と語った。