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8月24日午前6時13分頃、マレーシア南部のジョホール州セガマット付近を震源とするマグニチュード(M)4.1の地震が発生し、続いて数分後にも余震とみられる揺れが観測された。
揺れはジョホール州内の複数地域に加え、ネグリ・センビラン州、マラッカ州、南部パハン州にも及んだが、現在のところ建物の倒壊や人的被害、インフラ・交通機関への影響は一切報告されていない。州首相オン・ハフィズ氏は地元メディアの声明を通じて「被害は確認されておらず、当局が状況を継続的に監視している」と述べ、市民に対しても不安を煽らず冷静な行動を維持するよう呼びかけた。
ジョホール州は近年、データセンターや製造業の拠点が集中する地域として重要な位置を占めており、企業関係者の間には安全性に関する懸念が広がっている。一方、マレーシア全体としては大規模地震の発生頻度は低く、今回の揺れも近隣インドネシアの地殻変動の影響と見られており、今後も同様の余震が起きる可能性を含め、当局の監視体制強化が求められている。