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英語力強化を教育省に要請、アンワル首相が国家競争力の鍵と断言

英語力強化を教育省に要請、アンワル首相が国家競争力の鍵と断言

2025.09.10 政治・社会

マレーシアのアンワル・イブラヒム首相は、教育省に対し英語力向上の取り組みを強化する必要性を強く訴えた。マレーシアの将来的な競争力に英語力が不可欠であるとして、教育省は英語の習熟度向上を推進すべきだと明言した。

一方で、国語であるマレー語の重要性も強調し、「マレー語に堪能でないマレーシア人は容認できない」と断じた。マレー語は統合の象徴であり、国民が堪能であるべきだと首相は断言した。

さらに、マレーシアの成功は人種や背景を問わずすべての国民を包摂する包括的な政策にかかっていると語った。「すべてのマレーシア国民が守られ、歓迎されていると感じられる政策と方向性が明確であれば、われわれの国は存続でき、すべての国民に対する思いやりを示すことができる」とし、包摂の必要性を断言した。

加えて、英語や中国語、タミル語、アラビア語、フランス語など他の言語における習熟を追求する努力を「軽視すべき理由はない」として、多言語習得の促進にも言及した。

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