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マレーシアのザヒド副首相は、2025年のASEAN議長国としての機会を活用し、6億人規模のASEAN市場へのハラル製品輸出を強化すべきだと述べた。
現在、インドネシアやタイの製品がマレーシアに流通している一方、マレーシア製品の域内展開は限定的で、十分なマーケティングが行われていないと指摘した。
輸出促進策として、マレーシアはASEANハラル評議会の設立や、2024年9月に「ASEANハラルフォーラム」を開催する計画を進行中。
さらに、国際展示会「MIHAS」では、域内企業との商談機会を提供する。
加えて、医療や化粧品など、食品・飲料以外の分野でも市場拡大を図る。
国内では唯一のハラルゼラチン製造を拡大し、基準を満たした製品のASEAN・国際市場への供給体制構築も目指している。
マレーシアは48か国・92の機関に認められたハラル認証制度を有し、2024年のハラル製品輸出額は前年比15%増の617億9,000万リンギを記録。
グローバル・イスラム経済指数では10年連続で首位を維持しており、世界のハラル産業を牽引する存在となっている。