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クラン川の水位が危険水域を超過 継続的な豪雨でさらなる上昇の恐れ

クラン川の水位が危険水域を超過 継続的な豪雨でさらなる上昇の恐れ

2025.04.16 政治・社会

415日(火)夕方から続く豪雨により、クラン川の水位が危険水域を超え、今もなお上昇を続けている。

マレーシア灌漑排水局の公式「Public Banjir」サイトによると、午後815分時点でバンダル・クラン観測所の水位は3.11メートルを記録し、危険水位である3メートルを超過した。
また、スンガイ・ブルナム、スンガイ・ラサウ、トゥグ・クリス観測所、スンガイ・クアンの4河川でも警戒水位を超える水位が確認されている。

マレーシア気象局(MetMalaysia)は、午後545分に発表した雷雨警報により、セランゴール州全域を含むほぼ全国にわたって雷雨が午後9時まで続く可能性があると警告した。
これを受けてシャー・アラム市議会は、住民に対して警戒と準備を促すとともに、地域の水位状況を常に確認し、必要な予防措置を講じるよう呼びかけた。
特に一時避難所(PPS)への避難が指示された場合は、当局の指示に必ず従うよう強調した。

緊急時や洪水関連の支援を必要とする住民は、シャー・アラム・パンタスチーム(03-5510 5811)に連絡するよう案内されている。

市議会は、状況を継続的に監視しており、最新情報は公式チャンネルを通じて提供されると住民に安心を呼びかけた。
なお、先週金曜日にはシャー・アラム、ペタリン、クランの各地域で突発的な洪水が発生し、少なくとも137人が被災した。

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