マレーシア国王の正式な即位式を開催

昨年12月に就任した第15代マレーシア国王、スルタン・ムハンマド5世の正式な即位式が王宮で4月24日に行なわれた。
即位式にはナジブ首相をはじめ、閣僚と各州のスルタンおよび州知事など800人が参加した。王宮の外では即位後に21発の祝砲が響いた。
スルタン・ムハンマド5世（47）はクランタン州のスルタンで、1969年10月6日にコタバルに生まれる。1985年に皇太子に選ばれ、その後は英国・オックスフォード大学でイスラム学を勉強した。帰国後に結婚したものの、2004年に離婚している。2010年に父であるスルタン・イスマイル・プトラが崩御し、同州スルタンに即位した。2011年から5年間はマレーシア副王も務めた。
互選であるマレーシア国王は、昨年11月に統治者会議で選ばれ、前国王の任期満了となった昨年12月13日に就任。任期は5年で2021年12月までとなる。就任に伴い、国王誕生日は毎年7月29日となり、祝日となる。（Mtown）