マレーシア政府、インドへの不要不急の渡航自粛を勧告

マレーシア政府は、インドとパキスタン間の情勢悪化を受け、マレーシア国民に対してインドへの不要不急の渡航を控えるよう強く呼びかけている。
 

在インド・ニューデリーのマレーシア高等弁務官事務所は、5月7日にインドがパキスタンに対して「シンドゥール作戦（Operation Sindoor）」を実施したことを受け、「特にパキスタンと国境を接するインドの州への渡航は直ちに延期すべきである」とSNS「X（旧Twitter）」で発信した。

この勧告には、観光やその他緊急性のない目的の渡航も含まれている。

現地に滞在しているマレーシア人には、同事務所への在留登録と所在情報の連絡を呼びかけている。

領事支援が必要な場合には、在インド・マレーシア高等弁務官事務所へ連絡するよう案内している。

同事務所は「マレーシア国民の安全と健康が最優先である。常に最新情報に注意し、慎重な行動を心がけてほしい」と述べている。