マレーシア、イスラエルの民間人への攻撃を強く非難

マレーシアは、イスラエルのガザに対する空爆と砲撃を強く非難し、停戦合意を一方的に終了させたことを厳しく批判した。
外務省は3月18日（火）に発表した声明で、「今日行われた攻撃により、パレスチナの領土で300人以上の命が奪われた」と伝えた。

声明によると、イスラエルのシオニスト政権による最新の攻撃は、ガザだけでなく、シリア、レバノン、イエメンにも向けられ、これらの攻撃によって民間人、子ども、さらには人道支援者が犠牲となった。
また、イスラエルの攻撃は「平和の意図を持っていないことを示している」とし、国際法や国連決議、和平努力を無視した行動だと強調した。

さらに、マレーシアは、イスラエルの無差別な民間人殺害行為、特に子どもや女性、人道支援者への攻撃は戦争犯罪、ジェノサイド（集団虐殺）、民族浄化に該当するとの立場を示した。

マレーシア政府は、イスラエルの攻撃行動が国際社会と平和に対する脅威であると警告し、国際社会および国連安全保障理事会に対し、民間人を守り、イスラエルが犯した国際法違反に対して責任を問うよう求めている。