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ジョホール州のオン・ハフィズ州首相は、ジョホール・シンガポール経済特区(JS-SEZ)の開発がジョホール・バル周辺のみならず、州内10地区すべてに恩恵をもたらすとの見解を示した。
同氏は、JS-SEZによって新たな衛星都市の誕生が促進され、全ての地区がインフラ整備や経済発展から取り残されないようになると強調。
観光分野でも大きな波及効果が期待され、ジョホール州を主要観光地として発展させる意向を示した。
既にJS-SEZ周辺地域では発展の兆しが現れており、特にクルアンのスンパーン・レンガムやレンガム地区では開発効果が顕在化しているという。
オン・ハフィズ氏は「クランバレーに対するスレンバンのように、JS-SEZの発展を背景にクルアンを主要な衛星都市に育てたい」と述べた。
JS-SEZはイスカンダル・マレーシア、フォレストシティ、ペンゲラン統合石油コンプレックス、デサルなどの主要開発地を含み、総面積は約35万7,128ヘクタールに及ぶ。
またジョホール・バルとシンガポールを結ぶRTSリンクや、ゲマス-ジョホール・バル間複線電化計画など交通インフラ整備も進んでおり、州内各地とJS-SEZとの連携強化が図られる見通しだ。