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ジョホール州政府は、シンガポールのトゥアスとマレーシア側のイスカンダル・プテリを結ぶ2本目の高速鉄道「RTS2」構想を提案し、国境を挟んだ移動性の向上を図る意向を示した。
州首相のオン・ハフィズ氏は、イスタナ宮殿でシンガポールのロー・レーン・ウォン首相と会談中にこの構想を提起し、両国の戦略的協力を拡大したいとの強い意志を示した。
現行のジョホール・バル–ウッドランズ間のRTSは、2026年12月の開業を目指しており、完成すれば1方向あたり毎時1万人の輸送能力を持つ。
このRTS2構想は、新たな輸送ルートとして、新たな混雑緩和や経済圏拡大の可能性を担う。
さらに、オン首相はジョホール・シンガポール間の特別経済区(JS-SEZ)の進捗状況や、「Invest Malaysia Facilitation Centre Johor (IMFC-J)」の設置についても言及。これまでに577件の投資問い合わせがあり、70件の真剣な関心が示されているとした。
提案を受けたウォン首相は、JS-SEZの進展に歓迎の意を示し、エネルギー、物流、人材流動性といった分野での協力拡大にも前向きな姿勢を示した。