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ジョホール・バルとシンガポールとの出入り口となっている検問所、スルタン・イスカンダル・ビル税関・入国管理・検疫複合施設(BSI)で12月8日、全ての自動ゲート46基が技術的な不具合により停止するというトラブルに見舞われた。バス到着および出発ホールでは多くの人々が長時間立ち往生する事態が発生した。
大規模な技術的障害は同日正午頃に発生したという。ただ、8日午後遅くから段階的に再稼働を開始。バスホールの大勢の人々は徐々に検問を通過していった。
担当者によれば、自動ゲートが停止した原因は特定されていない。
障害発生時には、数万人規模の人々が最長4時間にわたりBSI内で足止めを受けた。入国管理局の職員が手作業で出入国手続きを行い、対応に当たった。また、バスホールの入出国レーンでは逆走レーンを活用して旅行者の分散が図られた。
一方、車両、オートバイ、貨物車両に対する入国管理手続きはこの障害の影響を受けることなく正常に運用されていた。また、他の政府機関の業務にも特段の支障はなかった。
このような事態はジョホール・バル検問所でこれまで一度も発生したことがなかった。特に日曜日という多くの人々が集まるタイミングでの障害発生となり、特に学校の長期休暇期間中であったため、多数のシンガポール人観光客も影響を受けた。