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アンワル・イブラヒム首相は6月12日、マハティール元首相の日本訪問にかかる費用として、政府が約48万6000リンギ(約1500万円)を負担したと明らかにした。
マハティール氏は先月、東京で開催された「日経・アジアの未来」会議に出席していた。
アンワル首相は、元首相には公的目的での海外渡航について政府支援を申請する権利があり、現職首相が承認すればその費用を政府が負担する制度があると説明した。
マハティール氏から申請があり、自身がそれを承認したとして、制度に則った公平な判断であると強調。
一方でアンワル首相は、閣僚2人から提出された辞任届についても言及し、現時点では休暇のみを認め、辞任は再考するよう求めていると述べた。
辞任を申し出たのは、党内選挙で敗れたラフィジ経済相とニク・ナズミ環境相だという。
同日に開催された党の会合では、アンワル首相が「UMNOと協力できた今、党内の不満や対立も乗り越えるべきだ」と呼びかけ、結束と前進を訴えた。