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9月2日、マレーシアのアンワル首相は、中国・北京で行われた習近平国家主席との会談において、中国がマレーシアのBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカを中心とする新興国協力体)への正会員加盟の迅速化を支持したと明らかにした。アンワル首相は、この表明を「名誉であり、国際社会におけるマレーシアの役割をさらに強固にする後押しだ」と述べた。
BRICSは2009年に設立され、当初の5カ国に加え、現在はエジプトやイランなどを含む11カ国が加盟している。マレーシアは2024年10月に“パートナー国”として参加しており、今後の完全加盟に向けて調整が進められている。アンワル首相は、中国の積極的な支持は両国関係の深化を示すとともに、マレーシアがグローバルな経済・政治協力の場で一層存在感を発揮する重要な一歩だと強調した。
今回の合意は、アジアにおける地政学的バランスの変化と、マレーシアが国際舞台で果たす役割の拡大を象徴する動きとして注目されている。