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モルディブ大統領ムイズ氏、公式訪問でマレーシアに到着

モルディブ大統領ムイズ氏、公式訪問でマレーシアに到着

2025.04.28 政治・社会

モルディブのモハメド・ムイズ大統領が、マレーシアへの4日間の公式訪問のため、27日午後5時31分にクアラルンプール国際空港(KLIA)に到着した。

大統領には閣僚や政府高官が随行しており、KLIA内のブンガ・ラヤ・コンプレックスにて、王立レンジャー連隊(儀仗隊)第一大隊による儀仗隊の歓迎を受けた。

今回の訪問は、2023年11月に大統領就任後初となるマレーシア訪問であり、アンワル・イブラヒム首相の招待によって実現した。

訪問に際しては、マレーシアの保健相ズルケフリ・アハマド氏が担当閣僚として出迎えを行った。

マレーシア外務省(ウィスマ・プトラ)によると、ムイズ大統領には翌日、プトラジャヤのペルダナ・プトラ・コンプレックスにて公式歓迎式典が催され、アンワル首相との首脳会談が予定されている。


両首脳はマレーシアとモルディブの二国間関係を改めて確認し、特に貿易・投資、ハラール産業、教育、観光、青少年およびスポーツ分野におけるさらなる協力拡大について協議する見通しである。

今回の訪問中には、「観光分野における協力」「スポーツ分野における協力」「保健分野における協力」に関する3つの覚書(MoU)および「外交研修」と「二国間協議制度の設立」に関する2つの交換公文(EoN)が両国により交わされる予定となっている。


また、ムイズ大統領は火曜日に国際イスラーム大学マレーシア(IIUM)より「イスラーム指導力およびマダニ開発に関する名誉哲学博士号」を授与される。
授与は同大学の憲法上の長であるパハン州王妃、トゥンク・アジザ・アミナ・マイムナー・イスカンダリア氏によって行われる予定である。

博士号授与に際して、大統領は「知のルネサンス:イスラーム文明の科学的・現代的発展の解明」と題した公開講義を行う予定である。


2024年におけるマレーシアとモルディブの貿易総額は、前年の8億2,730万リンギット(約1億8,090万米ドル)から4.3%増加し、8億6,270万リンギット(約1億8,900万米ドル)に達した。
これによりモルディブは、マレーシアにとって南アジア地域における第6位の貿易相手国となっている。

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