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アンワル・イブラヒム首相は、4月17日にタイ・バンコクでミャンマーの軍事政権トップ、ミン・アウン・フライン上級大将と会談する。
この会談は、3月28日に発生したマグニチュード7.7の地震による被災地への人道支援を促進することを目的。
地震によって3,600人以上が死亡し、5,000棟以上の建物が倒壊、200万人以上が支援を必要としている。
アンワル首相は、ミャンマーの軍事政権と反政府勢力が地震後に発表した停戦の延長を求める意向を示している。
現在の停戦は4月22日までとなっており、首相は会談でその延長を要請する。
ASEANは、2021年のクーデター以降、ミャンマーの軍事政権との正式な会合を制限してきたが、今回の会談は人道的理由に基づくものである。
アンワル首相は、マレーシア軍が運営する仮設野戦病院を通じて、被災地への支援を継続する方針を示している。
また、アンワル首相はタイのパエトンタルン・チナワット首相とも会談し、マレーシアとタイの国境を流れるスンガイ・ゴロク川の浚渫作業や洪水対策について協議する予定である。
今回の会談は、ミン・アウン・フライン上級大将にとって、2021年のクーデター以降、ロシアと中国以外への稀な外遊となる。
アンワル首相は、電話一本で会談が実現したことを明かし、ミャンマー側の前向きな姿勢を評価している。