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ペナンヒルで進められている新フードコート建設プロジェクトが、7月または8月初旬に着工される見通しとなった。
現在、既存の旧アスタカ建物の解体作業が進められており、進捗率は60%に達している。
ペナンヒル公社のゼネラルマネージャー、チョク・レイ・レン氏は、7月までに解体を完了させ、新たなフードコンプレックスの建設を開始したいとの意向を示した。
老朽化した旧施設には漏水などの深刻な劣化が見られ、修復は不可能であったため、全面的な取り壊しが決定された。
また、建設予定地が斜面に位置していることから、安全性確保のための斜面安定化工事も必要であり、これも旧構造物の撤去後に着手される。
新しいフードコートは、旧アスタカと比べて収容人数が倍増し、同時に約600人の来場者を受け入れる設計となっている。
建物は耐久性を重視して設計され、より多くの観光客に対応できる施設となる予定だ。
建設工事は2026年末までに完了予定で、同年12月の一般公開を目指している。
完成時期は現在進行中のケーブルカー事業とも重なり、ペナンヒルのさらなる観光価値向上が期待されている。
なお、再開発計画の第1段階として、屋台業者のための仮設フードコート建設はすでに今年2月に完了しており、屋台業者たちはすでに移転を済ませている。
第2段階として進められている旧アスタカの取り壊しが完了次第、本格的な建設フェーズに入る。