関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]
マレーシア・ペナン州の獣医局は、タセク・グルゴール地域にある4軒目の養豚場でアフリカ豚熱(ASF)の感染が確認されたと発表した。
州獣医局長のサイラ・バヌ・モハメド氏によると、同地域のカンポン・スラマやセベラン・プライ全域の他の農場では、現時点で感染は確認されていないという。
感染が確認された4農場のうち、2農場ではすでに1,083頭の豚が殺処分され、すべての死骸は農場内に埋却された。
残る2農場でも本日から処分が開始される予定だが、現地調査では多くの豚がすでに死んでいることが判明している。
これら2農場の豚の死骸については、テンナガ・ナショナル社の許可を得て、セベラン・プライ・ウタラの政府所有地にて慎重に処分が行われる予定だという。
「処分地はリスクのあるエリアであり、慎重に進める必要がある」とサイラ局長は述べた。
現在のところ被害額の総計は算出されておらず、感染が確認された4農場の総飼育頭数はおよそ6,000頭にのぼる。
感染の拡大は限定的で、当局は封じ込めに成功しているとの見方を示している。