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ポートクラン、世界の主要コンテナ港ランキングで初のトップ10入り

ポートクラン、世界の主要コンテナ港ランキングで初のトップ10入り

2025.09.02 政治・社会

マレーシア最大の港「ポートクラン(Port Klang)」が、2025年のロイズリスト発表による世界の主要コンテナ港ランキングで 第10位 に初めてランクされた。9月1日、運輸省が正式に発表し、これによりポートクランは過去の13位(2022年)や11位(2023年)からさらに順位を上昇させ、世界の物流戦略における重要拠点としての存在感を改めて示した。

同省によると、この急速な成長の背景には、西港のコンテナターミナル10および17の拡張プロジェクトや、ノースポートにおけるバース9を含む施設のアップグレードなど、インフラ整備が着実に進んでいることがある。これらにより、2028年までにターミナル能力を現在の1,400万TEUから2,800万TEUへ倍増させる計画が進行中という。

さらに、ケリー島に建設予定の長期メガ施設は、年間3,000万TEUの処理能力を視野に入れており、2060年までに完成予定であるとされる。

これらの取り組みにより、ポートクランは単なる国内物流拠点にとどまらず、東南アジア、さらには世界規模での海上輸送のハブとしての地位を着実に固めつつある。今後もマレーシアの貿易基盤強化と経済成長を牽引する存在として、注目が高まっている。

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