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マレーシア通信マルチメディア委員会(MCMC)は7日、FacebookやTikTokに虚偽かつ極めて攻撃的な内容を投稿したとして、2人の個人に対して計4件の調査文書を送付したと発表した。
問題の投稿には、民族(Race)、宗教(Religion)、王室(Royalty)といった「3R要素」が含まれていたという。
MCMCによれば、両名は同日サイバージャヤのMCMC本部に呼ばれ、今後の調査のため事情聴取を受けた。
一方はインフルエンサーで政治活動家でもあり、ペラ州の州歌、マレー人の経済支配に関連したガス・マレーシアやペトロナスの独占崩壊、KLタワーの所有権問題などに言及し、人種感情を煽ったとされる。
さらに、容疑者の一人からは携帯電話とSIMカードが押収され、フォレンジック分析が行われているという。
フォレンジック分析には、スマートフォンやパソコンから削除されたファイルの復元、通信履歴の解析、SNSやメッセージアプリのログの確認などが含まれる。
今回のようにMCMCが携帯電話とSIMカードを押収して分析するのは、投稿の発信元やデータの真正性を調べるためのフォレンジック作業に該当する。