KL郊外の河川で汚染物質発見 一週間経過も原因特定できず
2016.10.07 政治・社会水道運営会社シャバスは9月23日にスランゴール州スムニェ川で汚染物質が確認されたとして前日からクアラルンプール南部一帯や同州一部で22日から断水措置を講じた。しかし、29日になっても依然として汚染物質の原因を特定できず、対応に苦慮している。
水道運営会社シャバスによると、22日にスンガイ・スムニェ浄水場の水源となるスムニェ川で汚染物質が発見された。汚染物質名については明らかにされていない。同浄水場周辺の工業団地が流れ出た可能性があるとして環境省などとも連携して原因究明にあたっている。
しかし、以後段階的に断水措置を解き、29日現在で断水措置対象地区のうち約98%が措置が解除された。しかし、プタリンやプチョン、フル・ランガットなどの一部地区では同日午後現在で断水がまだ続いている。(Mtown)