ホームマレーシアニュースPPR Seri Cempakaでの嵐による被害、政府が被災世帯に即時支援を表明
PPR Seri Cempakaでの嵐による被害、政府が被災世帯に即時支援を表明

PPR Seri Cempakaでの嵐による被害、政府が被災世帯に即時支援を表明

2025.09.23 マレーシアニュース

9月22日夜、首都クアラルンプールのレンバ・パンタイ地区にある Seri Cempaka PPR 居住団地の一棟が暴風に見舞われ、屋根が飛ばされるなど深刻な被害が発生した。少なくとも四戸の住居ユニットが甚大な損害を受け、他のユニットでも雨漏りなどの被害が出ている。また、付近の車両30台ほどが屋根の破片などによる損害を受けた。

ファーミー・ファズィル通信大臣は、被害のあった四戸の住民については同ブロック内の空きユニットに一時的に移住してもらう手配を進めており、若者団体らの協力のもと実施すると述べた。

被災した各家庭には初期支援として RM5,000 の金銭援助と、マットレス、枕、毛布などの生活必需品が提供される。また、損傷した学校用品も速やかに交換される予定である。

さらに、ファーミー大臣は、被災地域の安全を確保するため、Block E と Block F の構造安全性を市役所(DBKL)と消防救助局(JBPM)が共同で再評価するよう指示を出した。暴風により飛散したガラス片などによる事故防止のため、Block E 周辺には安全テープを設け、特に子どもの立ち入りを制限する対策が講じられる。

被災者の一人は、「車が破損し、保険にも入っていなかったため経済的打撃が大きい」と語っており、政府の支援への期待が高まっている。

当局は、家屋・車両の被害については警察への被害届提出を住民に呼びかけており、保険請求や補助申請の手続きに資するものとされている。

Tweet Share
コンサート新指針:服装規定はパフォーマー対象のみ ― 観客には義務なし
コンサート新指針:服装規定はパフォーマー対象のみ ― 観客には義務なし
シンガポール、麻薬密輸で有罪のマレーシア人男性を今週処刑へ—人権団体が中止を要請
シンガポール、麻薬密輸で有罪のマレーシア人男性を今週処刑へ—人権団体が中止を要請

Mtown公式SNSをフォロー

関連メディア