バンダル・ウタマの学校で高1男子が刺殺

 セランゴール州バンダル・ウタマの学校で10月14日朝、フォーム4（高校1年相当）の男子生徒が同級生に刺され死亡する事件が発生した。

ペタリンジャヤ警察署長のシャフディル・ナシル副警察長によると、事件は午前7時40分ごろ校舎内で発生。被害者は複数回刃物で刺され、その場で死亡が確認された。

容疑者とされる同級生は現場で取り押さえられ、警察に身柄を拘束された。凶器は現場から押収されており、動機や背景について捜査が進められている。

事件当時、校内には多くの生徒や教師がいたとされ、突然の惨事に学校関係者や地域社会は大きな衝撃を受けている。警察は保護者や関係者に冷静な対応を呼びかけるとともに、再発防止のため学校と協力して調査を続ける方針を示した。

教育省も事態を深刻に受け止め、犠牲者の家族への支援と並行して、学校での安全対策強化を進めると表明している。