関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]
マレーシア保健省は、偽のサプリメントや未登録の健康食品が市場で出回っていることを受け、取り締まりを強化している。
過去5年間で約6,000点、総額1,600万リンギット相当の商品が押収されたが、ネット販売などで流通が続いている。
保健省によると、こうした偽サプリは有効成分が全く含まれていなかったり、逆に危険な物質が混入しているケースもあり、健康被害を引き起こす可能性があるという。
現在、ウェブサイトやSNS、オンラインショップを監視し、違反商品の削除や販売業者への法的措置を進めている。
また、eコマース企業とも連携し、偽商品の早期発見・削除に取り組んでいる。
正規の商品には、登録番号(MALから始まる)と保健省のホログラム「FarmaTag」が付いており、スマホアプリ「FarmaChecker」で確認できる。
保健省は、薬やサプリは信頼できる薬局や公認販売店から購入するよう呼びかけており、「安すぎる商品」や「見慣れない形の錠剤」などには注意を促している。