ハリラヤに伴い、金曜日と土曜日に高速道路通行料が50％割引

マレーシアのアレクサンダー・ナンタ・リンギ公共事業大臣は、2025年3月26日（水）に発表した声明で、ハリラヤを祝うため、3月28日（金）から29日（土）にかけて、全ての私用車（クラス1）の高速道路通行料が50％割引されることを発表した。
この割引は、マレーシア政府の「マダニ（Madani）」政策に基づき、国民の生活費軽減を図るために実施される。

割引は、3月28日午前12時1分から3月29日午後11時59分まで、全ての高速道路料金所において適用されるが、国境の料金所であるスルタン・イスカンダル・ビルディング（BSI）料金所（北南高速道路）およびタンジュン・クパン料金所（マレーシア・シンガポール第二リンク高速道路）は対象外となる。

この措置は、2023年に導入された「祝祭時の通行料軽減プログラム」を継続するもので、マレーシア全土の主要な祝祭シーズンにおける経済的支援を目的とする。
ナンタ・リンギ大臣は、この割引措置による政府の負担が約1,969万リンギに達すると見込んでいる。

政府の公式声明によると、この割引措置は国民の福祉を重視した政策であり、特に祝祭期間中の負担軽減を目的としている。