マレーシア政府、台風18号（ラガサ）接近に伴い注意喚起

マレーシア政府は、スーパー台風ラガサ（台風18号）の接近に伴い、香港やマカオを訪れているまたは滞在中のマレーシア国民に対し、外出を控え、十分な警戒をするよう呼びかけている。

総領事館は、台風信号T8（またはそれ以上）が発令された場合、安全な場所に避難し、食料や必需品を備蓄し、沿岸部から離れるなどの予防措置を講じるよう国民に促している。

また、航空便の最新情報を確認するため、各航空会社に連絡するよう呼びかけている。

さらに、香港天文台やマカオ気象地球物理局など、現地の安全ガイドラインを遵守し、関連当局からの最新情報を常に確認するよう国民に呼びかけている。

台風ラガサは、香港においても最高警戒信号No.10が10時間40分間発令されるなど、記録的な長さとなり、強風や豪雨、高潮などの影響が広がっている。

マレーシア政府は、国民の安全確保と被害の最小化に向け、引き続き情報提供と支援を行っていく方針だ。