ホームタウン情報日本一に2度輝いた「100時間カレー」がマレーシア初上陸
日本一に2度輝いた「100時間カレー」がマレーシア初上陸

日本一に2度輝いた「100時間カレー」がマレーシア初上陸

2026.07.31 イベントレポート

MyTOWNに1号店オープン、開店前から長蛇の列

日本で数々の賞を受賞してきた人気カレーチェーン「100時間カレー」が7月11日、クアラルンプールのMyTOWN Shopping Centreにマレーシア1号店をオープンした。

開店前から店舗前には長い列ができ、オープニングセレモニーにも多くの来場者が集結。日本で親しまれてきた本格欧風カレーへの関心の高さをうかがわせる、華やかな船出となった。

今回のマレーシア展開は、U-NEXT HOLDINGS傘下のUSEA Sdn. Bhd.がフランチャイズ事業として手掛けるもの。式典には、100時間カレーマレーシアのフランチャイズオーナーを務める米田周平氏、株式会社U-NEXT HOLDINGS常務取締役CIOの馬淵将平氏、在マレーシア日本国特命全権大使の四方敬之氏らが出席した。

テープカットにはKLP48のメンバーも参加し、マレーシア1号店の門出に華を添えたほか、会場にはインフルエンサーの山中ありささんも駆け付け、開店初日の熱気をさらに盛り上げた。

「100時間」に込められた妥協なき姿勢

冒頭であいさつした米田氏は、マレーシア1号店の開業を迎えられた喜びを語るとともに、開店に携わった関係者へ感謝を伝えた。

100時間カレーは、日本で長年親しまれてきた欧風カレーを、より多くの人へ届けたいとの思いから誕生したブランドだと紹介。同ブランドは、日本一のカレーを決める全国大会で2度の優勝を果たすなど、高い評価と支持を集めてきた。

店名に掲げる「100時間」は、単に調理時間を示すものではない。素材と真剣に向き合い、時間を惜しまず、おいしさを徹底的に追求するブランドの姿勢そのものだという。

米田氏は、一皿のカレーの背景には、食材を育てる人、調理する人、店舗を支える人など、多くの人々の努力と情熱が込められていると説明。食べる人に笑顔になってもらいたいという思いは、日本でもマレーシアでも変わらないと強調した。

ジャパニーズカレーを世界へ

米田氏は今回の出店について、単に海外で店舗を増やすことが目的ではなく、日本の食文化とジャパニーズカレーの魅力を世界へ届けるための新たな挑戦だと語った。

世界各地で日本食への関心が高まる中、ジャパニーズカレーも日本が世界へ発信できる重要な食文化の一つであるとの考えを示した。

今後も味に妥協することなく、人を大切にし、地域に愛される店づくりを続けていく方針だ。

さらに、日本のものづくりへのこだわり、一人ひとりの来店客を大切にするおもてなしの心、そして「食には人を笑顔にする力がある」という信念を、マレーシアから世界へ届けたいと力を込めた。

「このマレーシアで生まれる一皿が、誰かの『おいしい』という感動につながり、その積み重ねが日本と世界をつなぐ架け橋になると信じています」

米田氏はそう語り、マレーシアでの第一歩を大切にしながら、今後も日本のカレー文化を世界へ広げていく決意を示した。

MyTOWNの地域に根差す店へ

続いてあいさつした馬淵氏は、日本で生まれ育った「100時間カレー」が、マレーシアで新たな一歩を踏み出せたことへの感謝を表明した。

今後については、誰もが気軽に訪れることができ、地域から愛される温かい店舗を目指すと説明。MyTOWNのコミュニティーの一員として、マレーシアと日本をつなぐ親しみやすく開かれた架け橋になりたいとの考えを示した。

また、日本ならではのおもてなしの心と誠実さを大切にしながら、来店客や地域の期待に応えていく姿勢を強調した。

スピーチの最後には、「KLP48がいる時も、いない時も、ぜひ100時間カレーを楽しんでください」とユーモアを交えて来店を呼びかけ、会場は笑顔と拍手に包まれた。

インドから英国、日本、そしてマレーシアへ

最後に登壇した四方大使は、店舗前にできた長い列に触れながら、多くの人が日本のカレーを楽しみにしていることを歓迎した。

四方大使は、日本のカレーがインドを起源とし、英国を経て約150年前の明治時代に日本へ伝わった歴史を紹介。日本では長い年月をかけて独自の発展を遂げ、現在では日本を代表する食文化の一つとして親しまれていると説明した。

その上で、今回のマレーシア1号店の開業について、「インドから英国、日本、そしてマレーシアへとつながる国際的な食文化交流を祝う特別な機会」と表現した。

KLP48の活動にも触れ、日本の食やエンターテインメントが国境を越えて交流を生み出していることを紹介。100時間カレーを通じて、今後も多くの人が日本とマレーシアの文化交流を楽しむことへの期待を寄せた。

さらに、同店がマレーシアで長く愛され、ジャパニーズカレーの魅力が国内各地へ広がっていくことを願った。

深いコクとまろやかさを実食

セレモニー終了後、記者も看板メニューの「オリジナルカレー」と「海老トマトクリームオムカレー」を実食した。

オリジナルカレーは、長時間じっくりと煮込むことで生まれた深いコクと豊かな旨味が印象的だ。ビーフシチューのような存在感を感じながらも、後味はまろやか。濃厚でありながら食べ進めやすく、日本人はもちろん、マレーシアの人々にも親しみやすい味わいに仕上がっていた。

海老トマトクリームオムカレーは、ふんわりとした卵に、海老の旨味、トマトの爽やかな酸味、クリーミーなソースが調和。欧風カレーならではの奥深さと、華やかな味わいを一皿で楽しめるメニューとなっている。

マレーシアで始まった新たな100時間

開店初日から多くの来場者でにぎわった100時間カレー。

日本で磨き上げられてきた味が、マレーシアという新たな土地で本格的なスタートを切った。そこに込められているのは、時間を惜しまずおいしさを追求する姿勢と、食を通じて人を笑顔にしたいという変わらぬ思いだ。

日本とマレーシアをつなぐ新たな食文化交流の場として、100時間カレーが地域にどのように根付き、マレーシアの人々に愛されていくのか。今後の展開に期待が高まる。

RESTAURANT INFORMATION

100 Hours Curry Malaysia

所在地

L1-035, Jalan Cochrane, Seksyen 90, 55100 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur

営業時間

10:00 - 22:00 (年中無休)

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