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マレーシア全国で27日、イスラム教の祝祭「ハリラヤ・アイディルアドハ(犠牲祭)」の礼拝が行われ、多くのイスラム教徒がモスクに集まった。各州ではスルタンや王族も礼拝に参列し、厳かな雰囲気の中で祝祭が執り行われた。
首都クアラルンプールでは、国家モスク(Masjid Negara)に数千人の礼拝者が集まり、早朝から祈りが捧げられた。政府関係者や外交団の姿も見られ、祝祭ムードに包まれた。
また、ジョホール州、セランゴール州、ペラ州など各地でも州王族が主要モスクで礼拝に参加。国民との交流を行う場面も見られた。マレーシアでは、イスラム君主制を象徴する行事として、王族の宗教行事参加が毎年注目を集めている。
犠牲祭は、預言者イブラヒムの信仰心を記念するイスラム教の重要行事で、礼拝後には「コルバン(供犠)」として牛やヤギなどの家畜を屠畜し、肉を貧困層や地域住民へ分配する慣習がある。
今年は学校休暇とも重なったことから、各地の高速道路や公共交通機関では帰省客による混雑も発生している。政府は安全運転や交通ルール順守を呼びかけている。