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サラワク州のアバン・ジョハリ州首相は20日、州政府系航空会社AirBorneoが設定したクチン―シンガポール線の片道運賃374.88リンギットを評価するとともに、「運賃を引き上げれば問題になる」と述べ、今後も手頃な価格を維持するよう求めた。
同首相は、AirBorneoが州民や利用者に手頃な運賃を提供することが設立の重要な目的だと強調。「現在の運賃設定は適正であり、多くの利用者にとって利用しやすい水準だ」と述べた。
一方で、需要の増加などを理由に運賃を引き上げることには否定的な考えを示し、「値上げすれば私が対応することになる」と述べ、経営陣に対して低運賃の維持を求めた。
AirBorneoは、サラワク州政府が設立した航空会社で、クチン―シンガポール線を皮切りに国際線の運航を開始する予定。将来的にはコタキナバルやジャカルタなどへの路線拡大も計画している。
州政府は、AirBorneoを通じてサラワク州の航空アクセスを改善するとともに、観光客やビジネス客の誘致を促進し、地域経済の活性化につなげたい考えだ。一方、採算性とのバランスをどう確保するかが、今後の経営課題となりそうだ。