ホームマレーシアニュースペナン州、Airbnbなど短期賃貸を許可制に――11月から本格取り締まり
ペナン州、Airbnbなど短期賃貸を許可制に――11月から本格取り締まり

ペナン州、Airbnbなど短期賃貸を許可制に――11月から本格取り締まり

2026.08.24 経済・現地企業

ペナン州で、Airbnbやホームステイなどの短期賃貸住宅を対象とする新たな規制が8月1日に施行された。新条例では、短期賃貸事業者に地方自治体からの許可取得を義務付ける。事業者には2カ月間の猶予期間が設けられ、11月1日から本格的な取り締まりが始まる予定だ。

新たな条例は、ペナン島市議会とセベラン・プライ市議会に対し、短期賃貸事業者への許可発行や違反事業者への取り締まりを行う権限を与えるもの。ペナン州が短期賃貸に特化した条例を導入するのは今回が初めてとなる。

背景には、無許可の短期宿泊施設を巡る住民からの苦情がある。2020年から2026年3月までに、ペナン島市議会には違法な短期賃貸に関連する騒音などの迷惑行為や安全上の問題について364件の苦情が寄せられた。セベラン・プライ市議会にも24件の苦情があった。

許可申請料は1件RM50。年間許可料は3室までRM1,000で、追加1室につきRM200が加算される。また、1ユニット当たり年間RM1,800の短期賃貸料金も課される。違反した場合は最高RM2,000の罰金、または1年以下の禁錮、あるいはその両方が科される可能性がある。

観光客の受け皿として短期賃貸が定着する一方、住宅地の生活環境や安全をどう守るかは各国・地域共通の課題となっている。ペナン州の新制度は、観光振興と住民生活の両立を図る取り組みとして注目される。

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