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サバ州で航空運賃や燃料費の上昇が続く中、2027年の観光キャンペーン「ビジット・サバ2027」への影響を懸念する声が出ている。マレーシア旅行代理店協会(MATTA)サバ州支部の元会長、モハド・アズラン氏は、観光客の流出を防ぐため、政府による航空運賃や燃料費への支援を検討すべきだと訴えた。
同氏によると、クアラルンプール―コタキナバル間のエコノミークラス往復運賃は目安で約471リンギ。クアラルンプール―ジャカルタ間の約487リンギとの差が小さく、旅行者がより割安な他の目的地と比較する要因になっているという。特に学校休暇や祝祭日、旅行シーズンには、航空運賃が旅行先を決める重要な要素になると指摘した。
また、ガソリンや軽油の価格上昇は、観光バスやバン、観光船などの事業者の運営コストも押し上げている。アズラン氏は、認可を受けた観光事業者を対象に燃料補助などの支援策を導入し、観光パッケージ価格の安定につなげるよう求めた。
サバ州は国内だけでなく、インドネシア、タイ、ベトナムなどとも観光客を巡って競争している。同氏は、観光地の魅力だけでなく、航空アクセスや価格、施設、総合的なコストパフォーマンスが重要だと強調。2024年のサバ州観光収入は137億リンギで、州経済の12%を占め、約38万7600人の雇用を支えているという。