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アンワル・イブラヒム首相は27日、10月にマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催されるF1代替大会について、より多くの国民が観戦できるよう、低価格の「マダニ・チケット(Madani Tickets)」の導入を政府が検討していることを明らかにした。
首相は「F1は一部の富裕層だけのイベントではなく、できるだけ多くの国民に観戦してもらいたい」と述べ、政府がチケット価格の引き下げ策を検討していると説明した。「マダニ・チケット」は、政府が掲げる「マダニ(MADANI)」政策の理念に基づき、国民の負担軽減を目的に低価格で提供するチケット制度を指す。
また、首相は、2017年以来となるF1のマレーシア開催は、観光振興や経済活性化に大きく寄与するとの見方を示した。国内外から多くの観光客が訪れることで、ホテルや飲食、交通など幅広い関連産業への経済効果が期待できるとした。
今回の大会は、中東情勢の悪化を受けて中止となったバーレーン・グランプリ(GP)の代替レースとして、10月2日から4日までセパン・インターナショナル・サーキットで開催される予定。マレーシアでF1が開催されるのは約9年ぶりとなる。
アンワル首相は「この大会はマレーシアにとって大きな機会だ」と述べ、政府として大会の成功に向けた支援を行う考えを示した。一方で、チケット価格や販売方法などの詳細については、関係機関と協議した上で後日発表するとしている。