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マレーシア北部のケダ州とペルリス州で10日、深刻な水不足への対応として人工降雨(クラウドシーディング)が開始された。両州では主要ダムの貯水量が危険水準まで低下しており、当局が緊急対応に乗り出した。
報道によると、今回の措置はマレーシア気象局や国家災害管理機関などの協力のもと実施され、航空機を使って雲に塩化ナトリウムなどの粒子を散布し、降雨を促す。
特にケダ州では、水供給や農業用水を支える主要ダムの水位低下が深刻化している。乾季の影響に加え、高温少雨の天候が続いたことで貯水量が大幅に減少し、一部地域では水供給への影響も懸念されている。
ペルリス州でもダム水位が危険レベルに近づいており、農業や生活用水への影響を防ぐため、早急な対応が必要と判断された。
当局は、人工降雨の効果は気象条件に左右されるとしながらも、水不足の緩和に向けた重要な対策だとしている。また、住民に対して節水への協力も呼びかけている。
マレーシア北部では近年、異常気象の影響による降雨パターンの変化が指摘されており、水資源管理の重要性が改めて課題となっている。