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マレーシア鉄道公社(KTM)は23日、ヌグリ・スンビラン州バタン・ブナール駅付近で発生した建設現場の事故により、架線設備が損傷し、KTMコミューターおよび都市間特急ETSの運行に影響が出ていると発表した。
事故は同日午前、建設工事で使用されていたクレーンが誤って鉄道の架線設備に接触したことで発生した。これにより電力供給設備が損傷し、一部区間で列車の運行が一時停止。複数の列車で運休や大幅な遅延が発生した。
KTMは直ちに復旧作業を開始するとともに、安全確認を実施。利用者に対し、運行状況を公式ウェブサイトやSNSで随時確認するよう呼び掛けた。また、影響を受けた区間では代替輸送手段の手配や運行ダイヤの調整を進め、利用者への影響を最小限に抑えるとしている。
影響を受けたのは、クアラルンプールとスレンバン、プラウ・スバン方面を結ぶKTMコミューター路線のほか、クアラルンプールとイポー、ペナン方面などを結ぶETSの一部列車。復旧作業には数時間を要する見込みで、列車の運行正常化まで遅延が続く可能性があるという。
KTMは、「乗客の安全を最優先に対応している」とした上で、利用者に理解と協力を求めるとともに、事故原因について関係機関と連携して調査を進める方針を示した。