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マレーシア政府は、クアラルンプール(KL)市内に総延長22キロの屋根付き歩行者用通路を整備する計画を発表した。事業費は5,500万リンギで、2027年1月に着工し、同年第3四半期の完成を目指す。ハンナ・ヨー首相府相が11月2日、下院で明らかにした。
計画では、KL市役所(DBKL)の予算を活用し、市内の各国会選挙区に約2キロずつ屋根付き歩道を設置する。住宅地や商業施設、バス停、診療所、公共施設、宗教施設などを結び、歩行者が安全かつ快適に移動できる環境を整える。
KLでは2023年以降、29カ所で総延長4.35キロの屋根付き歩道が整備されており、今回の計画はこうした取り組みをさらに拡大するものとなる。
また、DBKLは別途、KL中心部に総延長20キロの屋根付き歩道を整備する計画も進めている。公共交通機関の駅や停留所と、商業施設、オフィスビル、植物園、ティティワンサ湖公園などを結ぶ予定だ。
今回の事業は、アンワル・イブラヒム首相が発表した2027年度予算案に盛り込まれたもので、公園や公共施設の整備などを含む総額4億リンギの都市環境改善計画の一環となる。
政府は、歩行者が雨や強い日差しを避けて移動できる環境を整えることで、公共交通機関の利用を促進し、自家用車への依存を減らすことを目指している。
※写真はイメージです。