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マレーシア国内のデータセンターによる電力消費量が、国内全体の9.28%を占めていることが分かった。エネルギー委員会(ST)のシティ・サフィナ・サレー最高経営責任者が9月8日、クアラルンプールで開催された「エネルギー規制インサイト2026(ERI 2026)」で明らかにした。
同氏によると、データセンターの電力消費量は気象条件によっても変動し、気温が高い時期には冷却設備により多くの電力が必要となる。現在、国内の電力需要は21ギガワットを超えており、11月ごろには複数の新たなデータセンターが稼働する予定のため、今年第4四半期には電力消費量がさらに増えると予想している。
一方、データセンターの電力使用量について特定の上限を設ける予定はなく、新規施設の承認は電力供給システムの余力を踏まえて判断する。データセンター事業者は「企業向け再生可能エネルギー供給制度(CRESS)」を通じ、再生可能エネルギー開発に直接投資することも可能で、現在約3ギガワット規模の申請や関心が寄せられているという。
2027年には新たなガス火力発電設備の稼働が予定されていないため、需要増に対応するには既存設備の効率的な活用が必要となる。STは2029~31年に累計約8ギガワットの新たな発電能力が必要になると見込んでおり、急速に拡大するデータセンター産業と安定した電力供給の両立が課題となりそうだ。