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マレーシア警察は、セランゴール州プンチャック・アラムの工業地区にある麻薬製造拠点を摘発し、約13.17トン、推定24億リンギ相当の違法薬物を押収した。今年国内で確認された麻薬押収として最大規模とみられる。
ブキ・アマン麻薬犯罪捜査局(NCID)のフセイン・オマル局長によると、警察は8月15日、セランゴール州とクアラルンプールの計6カ所を捜索し、29~43歳の地元男性3人と外国人男女2人の計5人を逮捕した。
押収された薬物には大麻、睡眠・鎮静作用のある「エリミン5」、ケタミン、ヤーバー、覚醒剤などが含まれる。現場からは薬物の製造・加工に使用されたとみられる機械や設備も発見された。
警察によると、組織は今年2月ごろから活動していたとみられ、中国から薬物の原料や製造設備を持ち込み、国内で加工していた疑いがある。工場内からは、海外から資材などを運び込むために使用したとみられるコンテナも見つかった。
また、逮捕された外国人のうち台湾人1人は、薬物を製造する「化学担当」として活動していた疑いがあり、これまで4回マレーシアに入国していた。警察は台湾当局とも連携し、国際的なネットワークの有無を調べる。
容疑者5人はすでに危険薬物法違反で起訴されている。警察は国外へ逃亡したとみられるメンバーなどの行方を追うとともに、7月にセランゴール州で発生した身代金700万リンギを要求した誘拐事件との関連についても捜査している。