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マレーシア保健省は、乳幼児を中心に発症する手足口病(HFMD)について、防対策の強化につながるか注目されている。ワクチン候補の導入可能性を評価していることを明らかにした。国内では毎年数万件の感染が報告されており、予防対策の強化につながるか注目されている。
手足口病は、主にエンテロウイルスによって引き起こされ、発熱や口の中の発疹、手足などに水疱が現れる感染症。多くは軽症で回復する一方、まれに脳炎などの重い合併症を引き起こすことがある。特に幼稚園や保育施設など、子どもが集団で生活する環境では感染が広がりやすい。
保健省が現在評価しているワクチン候補は、手足口病の原因となる複数のウイルスのうち、エンテロウイルス71型(EV-A71)を主な対象としている。EV-A71は、重症化した手足口病との関連が指摘されているウイルスの一つで、ワクチンによる予防効果が期待されている。
一方、手足口病は複数のウイルスによって発症するため、ワクチンを導入してもすべての感染を防げるわけではない。保健省は、国内の感染状況やワクチンの有効性、安全性などを踏まえ、導入の是非を慎重に検討するとみられる。
マレーシアでは近年、手足口病の感染拡大が繰り返されており、保健当局は手洗いや消毒、症状がある子どもの登園・登校を控えることなど、基本的な感染対策も引き続き呼び掛けている。