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ネパール北部ラズワ地区で26日に発生した大規模な洪水を受け、マレーシア政府は同国に滞在しているマレーシア人の安否確認を急いでいる。マレーシア外務省によると、27日時点で家族や旅行会社などから寄せられた情報をもとに、55人のマレーシア人と連絡が取れていないという。
洪水はボテ・コシ川の氾濫によって発生し、道路や橋、高速道路、通信網などが大きな被害を受けている。現地では停電や通信障害も発生しており、連絡が取れない背景にはこうしたインフラ被害もあるとみられている。ネパール当局はヘリコプターを投入し、捜索・救助活動を進めている。
在カトマンズ・マレーシア大使館は、ネパール当局や救助隊、ネパール観光局、旅行会社、カトマンズの主要病院などと連携し、マレーシア人の所在と安全の確認を進めている。
アンワル・イブラヒム首相は27日、関係省庁に対し、影響を受けたマレーシア人の捜索と連絡を最優先で進めるよう指示。インド・ニューデリーのマレーシア高等弁務官事務所からも職員を派遣し、現地での対応を支援する。
また、モハメド・ハレド・ノルディン国防相は、政府が決定すればマレーシア軍を人道支援活動に派遣する用意があると表明した。現時点でマレーシア人の死傷者は公式には確認されていない。
マレーシア政府は今後も現地の状況を注視し、連絡の取れないマレーシア人の安否確認と必要な支援を進める方針だ。