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マレーシアで深刻化していたヘイズは、週末に比べるとやや改善した。ただ、16日夜の時点でも全国3カ所で大気汚染指数(API)が「不健康」レベルを記録しており、完全な収束には至っていない。マレーシア環境局によると、最も数値が高かったのはサラワク州セリアンでAPI157、続いてサマラハンが152、セランゴール州ジョハン・セティアが137だった。APIは101~200が「不健康」とされ、呼吸器系に問題のある人や子ども、高齢者などには屋外活動を控えることが推奨されている。
今回のヘイズは、インドネシア・カリマンタンなどで発生している森林・農地火災に加え、マレーシア国内の乾燥した気候が影響している。特にサラワク州では、今後も降雨が少ない状態が続けば、ヘイズが長引く可能性が指摘されている。さらにマレーシア気象当局は、今後より強いエルニーニョ現象が発生する可能性にも警戒を強めている。
8月中旬には一時、全国10カ所以上でAPIが不健康レベルに達していたため、現在は改善傾向にある。ただ、風向きや降雨量によって状況が急変する可能性がある。クアラルンプール周辺でもジョハン・セティアなどで高い数値が出ていることから、今週は屋外活動や工場などでの作業環境にも注意が必要となる。