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マレーシア政府は6月1日、自動車ローンなどの分割払い契約を対象とする「改正ハイヤーパーチェス法(Hire-Purchase Amendment Act 2026)」を施行する。まず11の金融機関・販売金融会社が新制度に対応し、利用者保護と融資条件の透明化を進める。
今回の改正では、長年批判されてきた「フラット金利方式」と「Rule of 78」と呼ばれる利息計算方法を廃止。今後は、借入残高に応じて利息を計算する「借入残高に応じて利息が減る方式(残高逓減方式)」と実質金利(EIR)が導入される。これにより、ローンを早期返済する場合でも、より公平で分かりやすい精算が可能になる。
政府によると、これまで利用者からは「数年間返済しても残債が大きく残る」といった不満が多く寄せられていた。新制度では融資コストの比較がしやすくなり、契約時の情報開示も強化される。電子署名や電子書類の利用も認められ、手続きのデジタル化も進む。
一方、システム改修が必要な金融機関には2027年3月末までの移行期間が設けられており、第2段階として2026年9月以降に対応事業者を拡大する予定だ。政府は、より公正で透明性の高い自動車ローン市場の実現を目指している。