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マレーシアで洪水や猛暑などの異常気象が相次ぐ中、若い世代の間で、家具の選び方や日々の生活習慣、さらには住む場所まで見直す動きが広がっている。
パハン州ラウブ出身で30代前半の会社員男性は、2020年以降、地元で洪水が頻発するようになったことを受け、自宅を洪水に備えた仕様に変更した。
家具や荷物を水位より高い場所に置けるよう棚を高くしたほか、木製家具の購入をやめ、ベッドフレームや衣類用の収納には金属製を選んでいる。洪水が発生した際に、家具や荷物を素早く移動できるかどうかも購入時の判断基準になったという。また、重要書類をまとめ、小さな非常用バッグも常備している。
一方、クラスター地区出身の26歳の会社員女性は、洪水を直接経験したことはないものの、気候変動への懸念から水や電力の使用量を意識するようになった。特に猛暑などによる生活への影響に備え、水などの基本的な生活必需品を確保するよう心掛けている。
プリヤさんは、気候リスクについて行政からより分かりやすい情報提供を行い、災害への備えを強化してほしいと訴えている。
また、クアラルンプール在住の23歳の学生は、将来的に住む場所を選ぶ際、洪水リスクを避けるため高台にある地域を優先したいと話す。異常気象に関する行政からの警報や情報にも注意を払う考えだ。
異常気象が身近な問題となる中、マレーシアでは若い世代の間でも、災害への備えを日常生活や住環境に取り入れる動きが強まっている。