ホームマレーシアニュースLRT3(シャーアラム線)、6月29日運行開始 渋滞緩和に期待
LRT3(シャーアラム線)、6月29日運行開始 渋滞緩和に期待

LRT3(シャーアラム線)、6月29日運行開始 渋滞緩和に期待

2026.06.23 経済・現地企業

マレーシアのアンソニー・ローク運輸相は22日、首都圏クランバレー西部を結ぶ都市鉄道「LRT3(シャー・アラム線)」が6月29日に正式開業すると発表した。開業式典には アンワル・イブラヒム首相 が出席し、開通を正式に宣言する予定だ。

LRT3は、セランゴール州のバンダル・ウタマとクランのジョハン・セティアを結ぶ全長約37キロメートルの路線で、沿線住民の交通利便性向上と首都圏西部の渋滞緩和を目的として建設された。新路線は既存のMRTやLRT、モノレール、KTMコミューターなどと接続し、首都圏の公共交通ネットワークを強化する重要プロジェクトと位置付けられている。

同路線は当初、2020年代前半の開業が計画されていたが、政権交代や財政見直しに伴うプロジェクト再評価、新型コロナウイルス禍による工事の遅れなどを受けて完成時期が延期されていた。また、建設コストの削減を目的とした計画変更も実施され、一部駅や設備の見直しが行われた経緯がある。

ローク運輸相は、「長年にわたり建設が進められてきたLRT3がようやく運行開始を迎える」と述べ、公共交通機関の利用促進や沿線地域の経済活性化に期待を示した。

LRT3の開業により、シャーアラムやクランなど首都圏西部の主要地域からクアラルンプール市内へのアクセスが改善される見込みで、日常的に通勤・通学する利用者にとって移動時間の短縮が期待されている。

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