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マレーシア気象局は9月8日、インドネシアのアナク・クラカタウ火山の噴火による火山灰がマレーシアに到達する可能性について、現時点では低いとの見解を示した。ただし、今後の風向きや風速、火山活動の状況によっては火山灰の移動方向が変わる可能性があるとして、監視を続けている。
気象局のモハド・ヒシャム局長によると、現在の風の状況や火山灰の観測結果では、火山灰は主にスンダ海峡とその周辺のインドネシア領域に集中している。気象局は衛星データや大気分析に加え、世界各地の航空路火山灰情報センターから得られる情報を活用し、マレーシア領空への影響を監視している。
アナク・クラカタウでは噴火が続き、火山灰の影響でインドネシア国内の6空港が一時運用を停止。ジャカルタとクアラルンプール、シンガポール、香港、シドニー、ソウル・仁川、ドーハ、アムステルダムなどを結ぶ国内・国際線にも影響が出た。
気象局は、火山灰がマレーシア領空に到達した場合、最も懸念されるのは航空便への影響だと説明。必要に応じてマレーシア民間航空局や航空会社、空港運営会社などに警報や注意情報を発出する。
なお、現在サラワク州やマレー半島西部の一部で発生している視界不良は、アナク・クラカタウの火山灰ではなく、越境ヘイズが原因だとしている。