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マレーシアでは2027年1~5月、一部地域で気温が40度に達するなど、厳しい暑さと乾燥に見舞われる可能性がある。マレーシア気象局は、今年末に非常に強いエルニーニョ現象「スーパー・エルニーニョ」が発生するとの見通しを示した。
気象局のモハド・ヒシャム局長によると、国際的な観測・研究機関の気候モデルに基づき、エルニーニョが発生する確率は100%近くまで高まっている。さらに、今回のエルニーニョが1950年以降で最も強い規模になる可能性は約70%としている。
過去にも強いエルニーニョが発生した際には記録的な高温となっており、1998年4月にはプルリス州チュピンで国内最高となる40.1度、2016年4月にはパハン州ジェラントゥットで39.3度を記録した。
今回も北東モンスーンが終わる来年1月から5月にかけ、半島部の北部や内陸部、サバ、サラワク両州の内陸部で平年を上回る気温となる見込み。特に暑さがピークを迎える時期には、半島北部の複数の観測地点で40度に達する可能性がある。
長期間の高温と少雨により、子どもや高齢者、屋外で活動する人の熱中症リスクが高まるほか、ダムや水源への負担、農業への影響も懸念される。森林や泥炭地の火災も発生しやすくなり、国内外からのヘイズが深刻化する恐れもある。