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食品・飲料見本市「MIFB2026」開幕 食料安保やAI活用を議論

食品・飲料見本市「MIFB2026」開幕 食料安保やAI活用を議論

2026.07.17 経済・現地企業

マレーシア最大級の食品・飲料業界向け展示会「マレーシア国際食品・飲料見本市(MIFB)2026」が15日、クアラルンプール・コンベンションセンターで開幕した。17日までの3日間開催され、食料安全保障やサプライチェーンの強靱化、人工知能(AI)の活用などをテーマに、東南アジアの食品産業の将来像を議論する。

25回目となる今回は、「Future-Ready F&B: Powering the Next Wave(未来志向の食品・飲料産業―次なる成長の原動力)」をテーマに開催。マレーシア国内外の食品メーカーや流通事業者、輸出入業者、投資家らが参加し、新たな商機の創出や国境を越えた事業連携を目指す。

開会式にはチャン・フォンヒン農業・食料安全保障副大臣が出席し、世界的な供給網の混乱や食料安全保障への対応について講演する予定。持続可能な食品産業の構築や国際競争力の強化に向けた政府の取り組みを紹介する。

会場内の講演プログラム「MIFB Knowledge Hub」では、AIや自動化技術、データ活用、輸出戦略、事業拡大などをテーマとしたセミナーを開催。食品メーカーやスタートアップ企業が、業務効率化や海外展開に向けた実践的な知見を共有する。

また、マレーシア・ナショナル・コーヒー選手権(MNCC)も併催される。2026年ワールド・ブリュワーズ・カップ優勝者のナス・ジャーファル氏や、ワールド・ラテアート選手権準優勝のジャッキー・チャン氏ら国内トップバリスタが参加し、マレーシアのスペシャルティコーヒー業界の実力を紹介する。

展示会には中国、韓国、インド、トルコ、タイ、ポーランドなどがナショナルパビリオンを設置し、食品や食品加工技術、関連機器を展示する。主催者は、マレーシアが東南アジア市場への玄関口として存在感を高めていることを背景に、海外企業との調達や投資、事業提携の機会拡大を期待している。

会期中は、商談会「MIFB Connect」のほか、スタートアップによるピッチイベント「MIFB Launchpad」、料理実演企画「MIFB ChefTable」などを開催する。食品メーカーや小売業者、ホテル・レストランなどとのビジネスマッチングを促進するとともに、新興企業による革新的な製品・サービスを国内外の投資家に紹介する機会を設ける。

主催する展示会運営会社One International Groupのロジャー・リム最高経営責任者(CEO)は、「企業は単に商品だけでなく、新たなアイデアやパートナーシップ、市場変化に対応するためのソリューションを求めている。MIFBを通じて業界の連携を促進し、新たな市場機会の創出につなげたい」と述べた。

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