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マレーシア政府は6月30日、新たなデザインのマレーシア旅券(パスポート)を正式に導入した。アンワル・イブラヒム首相が発表した新旅券は、偽造や不正利用への対策を強化するため、94項目のセキュリティ機能を搭載している。
新旅券は、入国管理局が最新の国際基準に基づいて開発したもので、高度な偽造防止技術を採用。紫外線(UV)で浮かび上がる特殊印刷や高度なホログラム、複雑なマイクロ文字など、複数のセキュリティ技術が組み込まれている。また、ICチップを活用した電子旅券(eパスポート)としての機能も維持し、出入国時の本人確認の信頼性向上を図る。
デザイン面では、マレーシアの自然や文化、国家としてのアイデンティティを象徴するモチーフを随所に採用。従来の旅券デザインを刷新し、最新の印刷技術を取り入れることで、視認性と安全性の両立を目指している。
政府は、新旅券の導入によって国際的な旅券の信頼性をさらに高めるとともに、偽造旅券を利用した犯罪や不法入国の防止につなげたい考えだ。
なお、新旅券は6月30日から発給が開始される予定で、現在有効な旅券は有効期限まで引き続き使用できる。有効期間内の旅券を新旅券へ切り替える必要はなく、更新時に新デザインの旅券が発給される見込みだ。