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サラワク州で約50年ぶりに陸上油田復活 PETROSがマルディで原油生産

サラワク州で約50年ぶりに陸上油田復活 PETROSがマルディで原油生産

2026.07.24 経済・現地企業

サラワク州政府系エネルギー会社PETROSは23日、同州マルディ地区のアダン・マルディ油田で原油の商業生産を開始したと発表した。サラワク州で陸上油田の生産が行われるのは約50年ぶりとなる。

同油田は、PETROSの子会社PETROS Petroleum Company Sdn Bhd(PPC)が操業を担い、初期生産量は日量約800バレルを見込む。生産された原油は陸上施設で処理された後、ミリ港を経由して出荷される予定だ。

アダン・マルディ油田は、1970年代に生産が行われていたサラワク州の陸上油田地帯に位置する。今回の生産再開は、最新の探査・採掘技術を活用することで、長年未開発だった資源の商業利用を可能にしたものとされる。

PETROSは今回の事業について、サラワク州がエネルギー資源の開発・管理を強化する上で重要な節目になると位置付けている。同社は今後も陸上油田の追加開発を進める方針で、地域経済の活性化や雇用創出への波及効果にも期待を示した。

サラワク州では近年、石油・天然ガス資源に対する州の権限強化が進められており、州政府はPETROSを中核企業としてエネルギー産業の発展を推進している。今回の原油生産開始は、同州のエネルギー政策における新たな一歩として注目されている。

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